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tasco2013catalogue
1スーパーボンベクールカーエアコン回収用アクセサリー回収ボンベ過熱抑制システム…スーパーボンベクール冷却水でフロンガス回収中のボンベの過熱を抑え、スムーズな回収を実現し、回収機の負担を軽減します。特許出願済スーパーボンベクール品番TA110SBC希望小売価格\198,000冷媒管理センターの方などに最適な装置です!!〈水冷の有無と回収ボンベ内圧力と回収ボンベ温度の相関〉ボンベは別売被回収機器(廃空調機器など)ゲージマニホールド●台車一体型なので、現場への持込みも楽々。●使用電気量が少ないので電源の確保が容易。●水の汲みなおしが不要なので便利です。●5~20kg容器に対応。●特に、R410A等、高圧冷媒の回収が楽に行えます。●被回収機器と回収ボンベとの差圧を少なくするため、規定の圧力までの回収が確実に行えます。〈仕様〉本体寸法(m m)タンク寸法(m m)本体質量使用電源/電流値冷凍能力440(D)×740(W)×840(H)※取っ手含みます。355(D)×355(W)×290(H)センサーコード46kg100V/4A500W回収ボンベ(冷水により低温・低圧化)雰囲気温度(℃)水冷あり35 40水冷なし35 40フルオロカーボン冷水器回収ボンベ内圧力(MPa)1.651.702.933.25回収ボンベ温度(℃)26.226.747.953.1フロン回収機(既存)スーパーボンベクール《装置性能の確認》(1)新冷媒フロンR410Aの回収試験開発機によるR410Aの回収能率の向上を検証するために、開発機を使用しない場合との比較試験を行った。実際の回収現場では廃空調機器などの被回収機器からR410Aを回収するが、今回は試験のため、被回収機器の代わりにR410Aを約10kg充填したボンベ(以下、被回収ボンベ)を用いた。所定温度の恒温室内で市販のフロン回収機(タスコジャパン製TA110B)を用いて被回収ボンベからR410Aを抜き取りボンベに圧縮充填回収し、開発機使用の※有無による1回収完了時間(被回収ボンベ内圧力が-0.01MPa以下(1大気圧を基準)になるまでの時間)、2回収ボンベ内圧力および3回収ボンベ温度にて評価した。※1経済産業省、環境省:フロン回収破壊法第一種特定製品の回収に関する運用の手引き(第2版)(2002.)図1:水冷の有無と新冷媒フロンR410A回収の関係(2)回収試験結果1回収完了時間夏季を模擬した雰囲気温度35℃の時の回収試験結果を右図1に示す。開発機を使用した場合(図中の“水冷あり”)では、約1時間で被回収ボンベ内圧力が-0.01MPaを下回り、R410Aが完全に回収した。一方、開発機を使用しない場合(図中の“水冷なし”)では、4時間かかっても被回収ボンベ内圧が-0.01MPaまで到達せず、ボンベ内にR410Aが残り、完全には回収することができなかった。2回収ボンベ内圧力雰囲気温度35℃および40℃における回収ボンベ内圧力を右表1に示す。開発機を使用しなかった場合、雰囲気温度40℃では3.25MPaと非常に高くなり、フロン回収機が正常に動作する3.2MPaを超えたため、動作が不安定になった。一方で開発機を使用した場合、回収ボンベに内圧力は1.65~1.70MPaで安定に低く保つことができた。3回収ボンベ温度右表1より開発機を使用しなかった場合、雰囲気温度40℃ではボンベ内温度が53.5℃と高く、可溶栓溶融温度(60℃)に近い温度まで上昇した。一方で、本開発装置を使用するとボンベ内温度は26.2~26.7℃で安定に低く保つことができた。被回収ボンベ圧力(MPa)0.450.400.350.300.250.200.15回収完了0.10-0.01MPa-0.01MPa0.05(回収基準圧力)以下0.00水冷あり-0.05 0 50 100 150 200 250回収時間(min)※中部電力(株)版でのテスト結果表1:水冷の有無と回収ボンベ内圧力と回収ボンベ温度の相関雰囲気温度水冷なし回収ボンベ内圧力(MPa)回収ボンベ温度(℃)-0.01MPaに未到達351.6526.2水冷あり401.7026.7冷却しないとR410Aを引ききれない。回収未完了352.9347.9水冷なし403.2553.130