ブックタイトルTASCO GENERAL CATALOG 2015
- ページ
- 75/464
このページは TASCO GENERAL CATALOG 2015 の電子ブックに掲載されている75ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは TASCO GENERAL CATALOG 2015 の電子ブックに掲載されている75ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
TASCO GENERAL CATALOG 2015
品質管理TASCOハイクオリティ真空ポンプへのこだわり!!1空TASCO真空ポンプは、出荷前検査として、以下の項目の検査を全台行っております。1.外観検査2.運転チェック3.電流チェックヒビ割れ、破損がないか等の検査を行っております。起動時の異状チェックを行います。導入時と運転時の電流値をチェックします。4.真空到達度チェックスペック以上の真空度が出ているかをチェックします。調工具4ポールモーター電極の数が4つあることで、モーターをより低回転で運転することができます。そのため、モーター音が静かで、熱を持ちにくく、高トルクが得られるなどの利点があります。ロータリー式真空ポンプのしくみ〈ワンステージ〉排気弁吸気口吸気された空気はローターの回転とともに圧縮されます。排気弁吸気口ローターの回転が進むと、さらに排気弁との間で圧縮が強まり排気されます。〈ツーステージ〉排気弁高圧縮4ポールモーター約1800回転/分吸気口2ポールモーター約3600回転/分吸気された空気は直列につながれた2つのローターによって、より高く圧縮されて排気されます。従って排気口と吸気口との間に大きな差圧が生じることとなり、ワンステージのものより高い真空度を得ることができます。また、ワンステージ目のローターに逆圧負荷がかからず、スムーズに吸気回転ができるのも高真空を得る理由の一つです。TASCO真空ポンプガスバラスト弁オイルの寿命を長くし、真空ポンプの性能を維持できます。真空ポンプローター内に凝縮性ガス(フロン等)が混入すると圧縮により液化し、オイル内に混ざってローター内を循環します。これにより到達真空能力を下げ、さらにオイルの劣化をまねき、真空ポンプの寿命にも影響を及ぼします。ガスバラスト弁は、それらの悪影響を事前に防ぎます。[ガスバラスト弁を用いての真空引作業]1.暖気運転(10~15分)します。2.凝縮性ガス(残存フロン等)を吸3.ガスバラスト弁を閉じて真空引作これによってガスバラスト効果をわなくなるまで開けます。業をしてください。高めます。(注)大量の凝縮性ガス(大気圧以上)は絶対に引かないでください。[オイルクリーニング作業]吸引側のバルブを閉め、5~10分間ガスバラストバルブを開けて運転すると、油温が上がり、オイルに溶け込んだ水分や凝縮性ガスを蒸発させオイルが浄化されます。マニホールドバルブ閉マニホールドバルブ開マニホールドバルブ開マニホールドバルブ閉ガスバラスト弁開ガスバラスト弁開ガスバラスト弁閉ガスバラスト弁開ガスバラスト弁から空気を吸わせることによって吸引されたフロン等の凝縮性ガスをポンプオイルに溶け込みにくくさせます。凝縮性ガスは排気キャップより排出されます。オイル逆流防止機能〈運転中〉バルブ〈運転停止〉バルブ排気キャップ排気キャップ排気吸気ローターオイルサイトグラスオイルドレン口逆流防止弁ローターオイルサイトグラスオイルドレン口逆流防止弁※真空保持はしません73