ブックタイトルTASCO_GENERAL_CATALOG_2018
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TASCO_GENERAL_CATALOG_2018
■計測技術資料温度巻末資料赤外線サーモグラフィ赤外線サーモグラフィについて赤外線サーモグラフィとは私たちの生活している環境下ではさまざまな電磁波が飛び交っています。普段私たちが目で見ている映像としての情報は、この電磁波の中の可視光線と呼ばれる波長帯を、眼球を通して脳で映像として認識しています。サーモグラフィは可視光線を認識することができない代わりに、赤外光線と呼ばれる波長帯を、人の目の代わりになるセンサーを通して認識し、映像化しています。赤外光線は、絶対零度(-273.15℃=0ケルビン)を超えるべくすべての物体から放射されており、絶対零度の4乗に比例して赤外線放射量が増加するため、対象の温度変化を画像化することができます。赤外光線を認識することにより、これを数値化し、温度計として使用したり、色を付けることにより映像化したものが、サーモグラフィと呼ばれるものです。放射温度計も、サーモグラフィも同じ赤外光線を見ているのですが、放射温度計が4つのセンサーで1ケ所を見ているのに対し、サーモグラフィは最大640×480個のセンサーで対象物を見ています。よって、放射温度計に比べ高価ではありますが、細かな温度分布と映像を見ることができます。画角サイズ/画素数/Pxelサイズ画角サイズ測定距離に対する画角(測定視野)の大きさのことで、測定対象から離れるほど画角サイズは大きくなります。画素数画角(測定視野)をいくつの感温素子(Pixel )で分割しているかを表したものです。例えばTA410DA/DBの場合、同じ画角(測定視野)をTA410DAは横160個×縦120個=19,200個、TA410DBは横320個×縦240個=76,800個の感温素子(Pixel)で構成していることを表します。Pxelサイズ測定距離に対する感温素子(Pixel )の大きさのことで、画角サイズ同様、測定対象から離れるほどPixelサイズも大きくなります。測定距離と画角サイズ/Pixelサイズのイメージ測定距離1mにおける画素数/Pixelのイメージ43.52cm43.52cm1m2m3m32.64cm32.64cmTA4 10DA…160×120Pixelサイズのイメージ…TA4 10DB…320×240Pixelサイズのイメージ…FLIR SYSTEMS社1965年に世界で初めてサーモグラフィーを製品化したスウェーデンAGA社から継承したFLIRSYSTEM S社は、その後も絶え間ない研究開発を積み重ね、サーモグラフィーの非冷却技術を確立しました。この非冷却方式は、赤外線革命とも言える超小型軽量な赤外線カメラの製造を可能としました。世界No.1の販売実績に裏付けられたグローバルな情報を基に抜群の操作性能、機能性能、高いコストパフォーマンスが生み出されてきました。黒体炉による校正499GENERAL CATALOG 2018-2019もっと詳しい商品情報・動画はWebサイトで!